【要点】
・スペインの技術企業GMVは、低軌道でのPNT実証衛星「Celeste IOD-1」が、軌道上から初の航法信号送信に成功したと発表した
・この信号は2026年4月8日10時38分CETに受信され、欧州宇宙機関(ESA)のESTECチームおよびGMVのリスボン監視局で確認された
・「Celeste」は、Galileoを補完する低軌道の航法レイヤーによって、精度、レジリエンス、安全性の向上を検証するプログラムである
・実証衛星は高度500〜560kmで運用され、地上インフラに依存しない精密な自律軌道決定や、L帯, S帯での航法信号性能を検証する

【編集部コメント】

「GPSが使えなくなったら?」という懸念への欧州の回答の一つです。LEOからの測位は、スマホの測位精度をミリ単位まで引き上げたり、建物内での感度を向上させたりする可能性も秘めており、ビジネス的な波及効果も絶大です。
【参照情報】
公式リリース
GMV Celeste IOD-1 First Navigation Signal from LEO
https://www.gmv.com/en-es/communication/press-room/press-releases/space/gmvs-celeste-iod-1-satellite-successfully-transmits
参照記事
GMV’s Celeste IOD-1 Transmits First Navigation Signal from LEO
https://insidegnss.com/gmvs-celeste-iod-1-transmits-first-navigation-signal-from-leo/