【要点】
・中国は2026年4月9日、太原衛星発射センターから長征6号改運載火箭を打ち上げ、衛星インターネット低軌21組衛星を予定軌道へ投入した。
・公式リリースによると、打ち上げ時刻は4月9日3時38分で、任務は成功した。
・長征6号改は中国航天科技集団の第八研究院が主導開発した中国初の固液ブースター併用型ロケットで、単一衛星、2機、3機、スタック、サイドマウントなど複数の打ち上げ方式に対応する。
・同ロケットは700km太陽同期軌道へ4.5トン以上の打ち上げ能力を持つ。
・今回の任務では、ソフトウェア更新や測発射プロセスの最適化などの小規模な技術改善も実施された。
【編集部コメント】
中国の衛星インターネット構築が、打ち上げ回数を積み上げながら着実に進んでいることを示すニュースです。今回は衛星群そのものの詳細よりも、長征6号改を使った継続的な投入体制と運用改善の積み重ねに注目すべき案件です。低軌道通信網の整備では、個々の衛星性能だけでなく、こうした量産的な打ち上げ遂行能力そのものが競争力になります。
【参照情報】
公式リリース
Long March 6A Successfully Launches Satellite Internet LEO Group 21 Satellites (长六改火箭成功发射卫星互联网低轨21组卫星)
https://www.spacechina.com/n25/n2014789/n2014804/c4584001/content.html
参照記事
中国が「長征6号改」を打ち上げ 衛星インターネット低軌道衛星「国網」5機を軌道投入
https://sorae.info/ssn/20260409-satnet-leo-21.html