概況
世界最大級の日次地球観測衛星群を運用し、AI解析と組み合わせて商用衛星画像を提供する米国企業
時価総額 約112億ドル(基準日 2026-07-04)
直近売上高 308百万ドル(FY2026・前期比+26%)
概況
Planet Labs PBC(NYSE:PL)は米国カリフォルニア州サンフランシスコに本社を置く地球観測企業。2010年創業。超小型衛星「Dove」「SuperDove」による全球日次撮像(PlanetScope)、高解像度衛星「SkySat」、次世代の高頻度衛星「Pelican」やハイパースペクトル衛星「Tanager」を組み合わせ、日次・高頻度の商業衛星画像と分析サービスを世界に提供する。長年蓄積した日次カバレッジのアーカイブにAIによる変化検出・オブジェクト検出を組み合わせ、農業、林業・炭素、国家安全保障、防災、エネルギーなど幅広い分野に画像とインサイトを届ける。近年は防衛・安全保障向けの複数年大型契約が売上を牽引し増収が続く一方、開発・データ基盤への投資が先行し損益は赤字が続いている。
宇宙関連の製品・技術
- Dove/SuperDove(PlanetScope):全球を毎日撮像する超小型衛星群
- SkySat:〜50cm級の高解像度撮像衛星
- Pelican:次世代の高解像度・高頻度衛星
- Tanager:ハイパースペクトル衛星(メタン・CO2検出、Carbon Mapper連携)
- Planet Insights Platform:AIによる変化検出・分析(画像+インサイト)
主要顧客・パートナー・提携先
- 国家安全保障:スウェーデン国防装備庁(FMV)、NATO・同盟国、米国政府機関
- 民生・科学:NASA、各国宇宙機関、Carbon Mapper(Tanager)
- 商業:農業・保険・エネルギー・金融・報道
直近の宇宙関連事業の動向
2026年5月、スウェーデン国防装備庁(FMV)との複数年契約により、ICEYE(SAR)と共同で約10機の衛星をスウェーデン軍向けに供給し、2026年始動の運用級軍事宇宙能力の中核を担う。同年、商用衛星画像市場が2035年までに191億ドル規模へ拡大するとの予測が示される中、NVIDIAの「Space Computing」AI基盤との連携も深めている。
主要ミッション・実績
- 200機超の衛星を運用し、地球を毎日撮像する世界最大級の日次観測網を構築
- スウェーデン軍向けにICEYEと共同で運用級の軍事宇宙能力を供給(2026年始動)
- 売上は FY2024 221百万ドル → FY2026 308百万ドルへ拡大(下表)
決算データ(連結・As Reported/百万ドル)
| 会計年度 | 売上高 | 営業利益 | 純利益 |
|---|---|---|---|
| FY2024 | 221 | -170 | -141 |
| FY2025 | 244 | -116 | -123 |
| FY2026 | 308 | -95 | -247 |
※ 会社報告値(米国会計基準・Form 10-K/百万USD)。決算期は1月末(FY2026=2026年1月期)。本表は全社連結の実績です。
出所:決算=SEC EDGAR(Form 10-K・XBRL)/時価総額=stockanalysis.com(基準日2026-07-04)/会社概要・製品=Planet Labs公式(planet.com)。
※ 本ページのデータは公開情報をもとに、一部推計を含めて記載しています。売上・時価総額等は網羅・最新化できているとは限らず、参考値としてご覧ください。
※ 本ページのデータは公開情報をもとに、一部推計を含めて記載しています。売上・時価総額等は網羅・最新化できているとは限らず、参考値としてご覧ください。