要点
- ThinKomは2026年5月12日、SaudiaおよびRiyadh Airを皮切りに、複数航空会社の単通路機向けにThinAir Ka2517マルチオービット・フェーズドアレイアンテナがNeo Space Group(NSG)に採用されたと発表した。
- SaudiaはA320への装着が進行中で、Riyadh AirのA321neoはエアバスから同装置を組み込んだ状態で納入される。
- Ka2517はRAVE Aerospaceがターンキーキットとして統合し、NSGのトラフィック管理プラットフォーム「Skywaves」と組み合わせて、SES「Open Orbits」エコシステムを通じたGEO+NGSOマルチオービット最大300Mbpsの通信を提供する。
- ThinKomは前月、Ka2517でSES型式認証を取得し、SES静止衛星に加えO3b ClassicおよびO3b mPOWER(MEO)コンステレーションでの運用が可能となった。
- 同アンテナはサウジアラビアGACAおよび欧州EASAの認証も保有し、エアバス・ボーイング両社の機体にラインフィットオプションとして提供される。
- ThinAirシリーズはこれまで2,000機を超える装着実績と6,500万飛行時間超の運用実績を持ち、低消費電力・低空力ドラッグ設計が中東市場での運用に適するとされる。
- NSGはこれまでにタイ国際航空、ウズベキスタン航空、トルコ航空ともKa2517採用契約を結び、単通路機・双通路機両方への展開を進めている。
- 今回の連携はサウジアラビアの「Vision 2030」航空変革(年間3億人超の旅客流動を目指す構想)にも整合する。
参照情報
一次情報(公式リリース、公式発表、PRサイト等)
ThinKom、Neo Space Groupの世界IFC展開を支援(公式)
https://www.thinkom.com/news/thinkom-supports-neo-space-group-in-global-inflight-connectivity-push
参照記事
Neo Space Group、ナローボディ機向けにThinKomアンテナを採用
参照記事
ThinKom、Neo Space Groupの世界IFC展開を支援(プレスリリース)
https://runwaygirlnetwork.com/2026/05/thinkom-supports-neo-space-group-in-global-ifc-push/