要点
- ポルトガルは、フィンランドのICEYEから合成開口レーダー(SAR)衛星2基を追加調達し、主権型の地球観測衛星群を拡張する。
- 調達契約は、ポルトガル空軍とエンジニアリングセンターCEiiAの合弁会社であるCTI Aeroespacialが締結した。
- 2026年3月に打ち上げられた同国初の主権型SAR衛星は、すでに国家安全保障やレジリエンス強化の用途で運用されている。
- 新たな2基が納入されると、ポルトガル空軍は計4基のSAR衛星を運用することになり、タスキングの迅速化、回帰頻度の向上、対応時間の短縮が可能となる。
- 本能力は、大西洋海域および排他的経済水域(EEZ)の監視に加え、環境モニタリングや災害対応にも活用される想定である。
- ICEYEによると、ポルトガルの担当者は納入に先立ち、フィンランドの製造施設で衛星を確認済みだという。
- 今回の契約は、General Atlanticが主導するシリーズFで10億ユーロ(11億ドル)超を調達し、製造能力の拡大を進めるICEYEの動きに続くものである。
- ICEYEは、欧州7カ国の政府に主権型衛星システムを納入してきたとしている。
出典情報
一次情報(公式リリース・自社SNS・公式発言・PRサイト等)
世界最大級の小型SAR衛星コンステレーションで防衛・防災を支援する「ICEYE」、ポルトガル空軍と新たに2基のSAR衛星調達契約を締結
関連記事
Portugal Expands Sovereign SAR Satellite Fleet With Additional ICEYE Spacecraft
https://thedefensepost.com/2026/06/18/portugal-sar-satellite-iceye/amp/
関連記事
Portugal acquires two additional ICEYE SAR satellites to scale sovereign intelligence from space