要点
- 日本の国会は6月26日、航空自衛隊を「航空宇宙自衛隊」へ改組する法案(防衛省設置法改正案)を成立させた。
- 安全保障における宇宙の重要性の高まりを踏まえ、宇宙分野での作戦能力を強化する狙いがある。
- 同法案は4月に衆議院を通過した後、参議院本会議で可決・成立した。
- 航空自衛隊は2026年度末(来年3月)までに改称され、これは1954年の自衛隊発足以来、陸・海・空の各自衛隊で初めての名称変更となる。
- 改正法は、災害など緊急事態への対応強化のため、防衛副大臣を1人から2人に増やす内容も含む。
- 小泉進次郎防衛相は記者会見で、「戦後最も厳しく複雑な安全保障環境に対応できるよう組織を変革する」と述べた。
編集部コメント
宇宙領域を明示的に任務へ組み込む軍種再編は、2019年に創設された米宇宙軍や、フランスの航空宇宙軍への改称など各国の潮流に沿う動きである。日本は衛星の防護や宇宙状況把握(SSA)の体制整備を進めており、今回の改称は宇宙作戦を常設任務として位置づける制度的な節目といえる。
出典情報
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