要点
- 米宇宙軍のイノベーション部門SpaceWERXは、先進製造企業Orbital Composites(カリフォルニア州キャンベル)に、190万米ドルの「戦術的資金増額(TACFI)」契約を発注した。
- 契約は、極限環境向け材料をロボットによる積層造形(AM)で製造するプラットフォームの開発を支援する。
- 対象となる部品は、3,000度を超える高温や高速の燃焼ガス、繰り返しの熱衝撃に耐える必要があり、ロケットノズルや熱シールド、極超音速機の構造材、ジェットエンジンの高温部、原子炉などに用いられる。
- こうした極限環境材料は、これまで高コストで製造に12〜18か月を要し、国内の製造能力も限られるという構造的な制約を抱えてきた。
- Orbital Compositesは、ロボティクス、先進材料、同社が「フィジカルAI」と呼ぶ技術を組み合わせ、設計から製造までを自動化する。
- 単一の拡張可能なプラットフォームで、固体ロケットモーター、極超音速機、ミサイル防衛用迎撃体、宇宙機、ジェットエンジン、小型原子炉向けの部品を製造できるとしている。
- アモラク・バデシャCEOは「まずは、これまで戦力化を制約してきた固体ロケットモーターの供給制約を解消することが当面の目標だ」と述べ、AFWERXやAFRLとも連携して国内製造基盤の再建を目指す考えを示した。
出典情報
一次情報(公式リリース・自社SNS・公式発言・PRサイト等)
Orbital Composites Wins U.S. Space Force Contract to Advance Extreme Environment Materials Manufacturing
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