要点
- ドイツの衛星・宇宙技術大手OHB SEは、同社が「re-IPO」と位置づける大型の資本増強を実施した。
- 経営陣は監督役会の同意を得て、授権資本2025を一部利用し、最大1,702,480株(発行済株式の8.86%)の新株を2つのトランシェで現金拠出により発行し、既存株主に新株引受権を付与することを決議した。
- 主要株主であるフックス家(FFSなど)と、KKR系のOrchid Lux HoldCoは引受権の行使を放棄した。
- これにより新株の大半(第1トランシェの1,605,388株)が、既存株式とともに1株300ユーロで、加速型ブックビルディングによる私募として適格な国際投資家に売り出される。
- 残る97,092株(第2トランシェ)は、6月25日から7月8日にかけて既存株主に1株300ユーロで引受募集され、引受比率は45株につき4株とされた。
- 新株のフランクフルト証券取引所プライム・スタンダードでの取引は6月26日に始まる予定である。
- 報道によれば、今回の増資は総額で約9億ユーロに拡大し、うち新株発行による総収入は4億8,200万ユーロに上る。
- KKRはグリーンシュー・オプション行使後に保有比率を約20%まで縮小する見込みで、数十年にわたり同社を率いてきたフックス家は60%超の過半を維持する。
- 株価は300ユーロの募集価格を約5%下回ったが、OHB株は2026年を通じて3倍超に上昇していた。
出典情報
一次情報(公式リリース・自社SNS・公式発言・PRサイト等)
OHB SE resolves on up to EUR 510.7 million capital increase with subscription rights at EUR 300 per new share and upfront private placement along with Orchid Lux HoldCo S.à r.l.
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