要点
  • 出光興産は、JAXAが運営する「宇宙戦略基金」において、宇宙用CIGS太陽電池の高効率化および量産技術開発を提案し、これに対する補助金交付が正式に決定した。
  • 本提案は、同基金の公募テーマ「衛星サプライチェーン構築のための衛星部品・コンポーネントの開発・実証」の下で採択されたものである。
  • 出光は、最大30億円の補助金を活用し、CIGS太陽電池の実証および量産化に向けた技術開発を進め、6月10日にはJAXAと共同でキックオフミーティングを開催した。
  • CIGSは、銅(Cu)、インジウム(In)、ガリウム(Ga)、セレン(Se)の頭文字から成る化合物半導体である。
  • 出光は、これまで培ってきた材料技術と薄膜技術を活かし、中期経営計画で成長分野と位置づける電化・電動化/ICT融合領域の一環として宇宙産業への参入を目指している。
  • 本事業は段階的に進められ、宇宙用途に適した軽量・高効率なCIGS太陽電池セルとプロセス技術の開発、千葉県袖ケ浦市の次世代技術研究所内へのベンチプラントの構築・立ち上げ(2027年稼働予定)、同プラントによる連続生産の実証を行う。
  • 同社は、本格的な量産設備の立ち上げと早期事業化を進め、宇宙用CIGS太陽電池の安定供給を通じて、次世代通信インフラの発展と持続可能な宇宙開発に貢献することを目指す。

出典情報
一次情報(公式リリース・自社SNS・公式発言・PRサイト等)
JAXA「宇宙戦略基金」の補助金交付が決定 宇宙用CIGS太陽電池の量産技術開発を加速

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000664.000023740.html