要点
  • 高性能カーボンナノチューブ(CNT)の開発を手がける東京拠点の株式会社カーボンフライは、株式会社中部日本プラスチックの宇宙・教育事業部門であるSTARS Space Service(SSS)と、静岡大学・能見研究室が開発した超小型衛星「STARS-X」プロジェクトに、CNT製テザーを提供した。
  • STARS-Xプロジェクトは「宇宙テザー技術を用いたデブリ捕獲の技術実証」を目指しており、提供されたCNT製テザーは、この実証でダミーデブリをつなぎ留めるロープとして使われる。
  • テザーに用いる複合糸は、カーボンフライのカーボンナノチューブと、徳島県鳴門市の釣糸メーカーで「XBRAID」ブランドを展開する株式会社ワイ・ジー・ケーの製紐技術を組み合わせて開発された。
  • デブリ捕獲用ネットをつなぎ留めるリード材(導線)としての性能が、今回の実証で宇宙空間において検証される。
  • STARS-Xプロジェクトは、JAXAが公募する「革新的衛星技術実証3号機」の実証テーマ「宇宙テザー技術を用いたデブリ捕獲の技術実証」に採択されている。
  • 2022年に材料科学者の鄧飛(テン・フィ)氏が立ち上げたカーボンフライは、超高品質CNTの量産技術を確立したとしており、この高強度・軽量素材は将来的にデブリ捕獲だけでなく軌道エレベーターにも活用できるとしている。

出典情報
一次情報(公式リリース・自社SNS・公式発言・PRサイト等)
超小型衛星STARS-Xプロジェクト「宇宙テザー技術を用いたデブリ捕獲の技術実証」用のテザー素材としてカーボンナノチューブを提供

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000018.000103519.html

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