要点
- Rocket Lab USA(Nasdaq: RKLB)は防衛テック企業Anduril Industriesとのあいだで、極超音速試験打ち上げに関する新規3,000万ドル契約を締結した旨を、2026年5月12日前後に広く報じられる形で公表した。
- 本契約はRocket Labの「HASTE」打ち上げ機(Electron小型軌道ロケットを極超音速試験向けに改修した準軌道版)を用い、Anduril主導の複数の極超音速飛行試験ミッションを支援する。
- HASTEはElectronの炭素複合材構造や3Dプリント製ロケットエンジンといった革新要素を引き継ぎつつ、極超音速試験向けに改修されたキックステージ上段と最大700kg(1,540 lbs)の拡張ペイロード能力を備える。
- 秒速7.5km超で技術ペイロードを投入でき、エアブリーザ、滑空体、弾道体の試験に加え、宇宙からの大気圏再突入技術試験までを単一プラットフォームで担う。
- 今回の契約により、AnduriはRocket LabのHASTE顧客リストに加わり、これまでに$1.45 billion規模のMACH-TB 2.0プログラム(米国防総省向け極超音速試験)でHASTEを採用してきたKratosと並ぶ位置に立つ。
- HASTEとElectronの累計ペイロード投入数は200機を超える。
- Andurilは直近で評価額610億ドル・50億ドルのシリーズHを完了したばかりで、Golden Dome参画やペンタゴン契約と並行して極超音速能力への投資を加速する。
- Rocket Labにとっては、極超音速試験打ち上げにおける商用コスト・キャデンスのリーダーとしてのHASTEの位置取りを強める案件となる。
- 本契約は、商用小型ロケット事業者が政府専用プログラムから流れる試験打ち上げ需要を吸収する米国産業基盤のトレンドを補強する。
参照情報
一次情報(公式リリース、公式発表、PRサイト等)
Rocket Lab、Kratosからの新HASTE打ち上げ契約獲得
参照記事
Rocket Lab、AndurilとHATX極超音速試験打ち上げで3,000万ドルの契約獲得
https://mlq.ai/news/rocket-lab-secures-30m-deal-with-anduril-for-hypersonic-test-launches/