要点
- Innoflightは2026年5月12日、米宇宙開発庁(SDA)の「Proliferated Warfighter Space Architecture(PWSA)」Tranche 1向けに受注していたサイバーセキュア型アビオニクスユニット1,193台の全数納入完了を発表した。
- 内訳は、170機の宇宙機に統合された飛行ユニット1,042台と、地上試験・ミッションアシュアランスを支える開発・承認開発・飛行予備の151台である。
- Tranche 1は通信層(T1TL)126機、追跡層(T1TRK)32機、実証・実験層(T1DES)12機の計170機の宇宙機で構成され、見通し外でのミサイル警戒・追跡情報を戦闘員に届けるための低遅延LEOメッシュネットワークを形成する。
- 納入対象機器は、S帯TT&C、KI-103/KI-492暗号ユニット、SCR-104ソフトウェア無線、MNE-400ネットワーク機器、MPE-400/600処理エレクトロニクス、MTE-100/200タイミングモジュールなど多岐にわたる。
- Innoflightはこれまでに得た知見を反映し、Tranche 2向け所要ユニットの約65%を既に納入済みで、先進製造装置、自動試験システム、人材育成への継続投資が下支えしている。
- 同社の年産能力は1,500台超に達し、今後の大規模軍事・国家安全保障・商業コンステレーション向け供給を担う体制を構築した。
- Director of OperationsのAlex Warner氏は、Tranche 1の完了を運用・品質・プログラム管理の各分野が短納期下で達成したマイルストーンと位置づけた。
- 今回の達成により、Innoflightは増殖型アーキテクチャ拡大の中で基盤的サプライヤーとしてのポジションを固めた。
参照情報
一次情報(公式リリース、公式発表、PRサイト等)
Innoflight、SDA Proliferated Warfighter Space Architecture Tranche 1向けサイバーセキュア・アビオニクス納入完了
参照記事
Innoflight、SDA向けサイバーセキュア・アビオニクス1,000基超を納入